ユニクロ・Uアローズ・ABCマートの9月既存店売上が好調、第一パン門脇副社長が社長に昇格、富士重工が新型アイサイトを2014年に投入=3日の注目銘柄

2013年10月3日 08:12

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月3日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 3日の注目銘柄です。ユニクロ・Uアローズ・ABCマートの9月既存店売上が好調、第一パン門脇副社長が社長に昇格、富士重工が新型アイサイトを2014年に投入。

 ファーストリテイリング(東:9983)が2日に発表した国内ユニクロ事業の売上推移速報(2014年8月期)によると、9月の既存店売上高は前年同月比4.4%増だった。9月は、中旬からの気温低下にともない、シルク、カシミヤを中心に秋冬物が好調に推移した。既存店客数は同8.1%増、既存店客単価は同3.4%減だった。また、直営店合計の売上高は同8.1%増、ダイレクト販売を含む直営店合計の売上高は同7.5%増だった。

 ユナイテッドアローズ(東:7606)が2日に発表した月次売上概況(速報)によると、9月の既存店売上高(小売+ネット通販)は前年同月比3.7%増だった。9月はシャツ、カット、ニット、カーディガン、ジャケットなどの中軽衣料が売上を牽引したことに加え、気温低下にともないダウンコート、ブルゾンなどのアウターが順調に伸びた。なお、全社売上高は同11.3%増だった。また、上半期の既存店売上高は同2.3%増、全社売上高は同11%増となっている。

 ABCマート(東:2670) が2日に発表した9月度概況(2014年2月期)によると、既存店売上高は前年同期比9.6%増だった。9月は、3連休の台風で一部の地域に影響が出たものの、後半の気温低下とともに秋物需要が高まってきたこともあり、全般的に好調に推移した。既存店客数は同8.6%増、客単価は同0.9%増だった。また、全店売上高は同13%増、客数は同12.1%増、客単価は同0.9%増だった。

 第一屋製パン(東1:2215)は2日、門脇宜人代表取締役副社長が2014年1月1日付で代表取締役社長に昇格する人事を発表した。細貝理栄現社長は、代表取締役会長に就任する。門脇副社長は筆頭株主の豊田通商出身で豊田通商ブラジル社副社長などを経て2010年より第一屋製パン副社長に就任。2011年からはスリースター製菓の代表取締役社長も兼務している。

 富士重工業(東1:7270)は2日、先進運転支援システム「アイサイト(ver.2)」のステレオカメラシステムを全面刷新した次世代「アイサイト」を開発し、2014年に国内で発売予定の新型車から順次搭載すると発表した。次世代「アイサイト」では、ステレオカメラの視野角と視認距離を従来比で約40%拡大。カラー画像化と併せて、視認範囲が拡大し、物体認識精度が向上、ブレーキランプ点灯・赤信号の認識も可能にする。「レーンキープアシスト」、「AT誤後進抑制制御」、「危険回避アシスト」といった新機能を導入する。【了】


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