日産、インドネシアで新型ダットサン「GO+」を世界初公開

2013年9月18日 12:13

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ダットサン「GO+」(画像:日産自動車)

ダットサン「GO+」(画像:日産自動車)[写真拡大]

  • ダットサン「GO+」(画像:日産自動車)
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 日産自動車は17日、インドネシアのジャカルタで新型ダットサン「GO+」を世界初公開した。また、インドネシアの顧客のニーズに対応したハッチバックモデルのダットサン「GO」が、同国でのダットサンブランド第2弾モデルとなることも併せて発表した。

 「GO+」は、快適な走るファミリーラウンジとして開発した5+2のMPV(Multi Purpose Vehicle)。1台のクルマに家族全員が乗って移動することができる。なお、「GO+」「GO」の2車種とも、価格は1億インドネシアルピア(約90万円)以下となる予定。また、インドネシア市場向けのダットサン「GO」と「GO+」は、ジャカルタの東80kmに位置するプルワカルタにある日産の工場で生産する予定。発売は2014年を予定している。

 「GO+」はダイナミックで流れるようなシルエットと力強いショルダーラインを持つモダンで個性的なクルマ。コンパクトな寸法ながら多用途で実用的な5ドアの3列MPVであり、フロントシートも機能的。また、3列目は必要に応じて座席として使用したり格納することができる。さらに、「GO+」にはモバイルドッキングステーションが搭載されており、スマートフォンをクルマに接続することができる。

 加えて、1.2リッターエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載。燃費と加速性能が良く、混雑した道路でも機敏に走行する。そして、全長3,995mm、全幅1,635mm、全高1,485mmというコンパクトなサイズにより、厳しい都市環境により適したクルマに仕上がっている。また、2,450mmのホイールベースにより、広々とした室内空間を作り出している。

 ダットサン「GO+」という車名は、これが新しいダットサンモデルであるということを明確に表現しているが、また同時に、その機能が拡張されていることも意味している。

 ダットサンは、「GO+」と「GO」の2車種をインドネシア市場で発売し、2016年には日産がインドネシアで販売するクルマの最大50%をダットサンブランドのクルマにすることを目指している。また、インドネシアで続くモータリゼーションに寄与し、インドネシア国内での車両・部品生産の推進や、環境に配慮した車両の普及を目指す政府のイニシアティブに貢献することを目指している。

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