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ホンダ、インドネシアで低価格・低燃費車「ブリオ・サティヤ」を発表
ブリオ・サティヤ(Brio Satya)(画像:ホンダ)[写真拡大]
ホンダのインドネシアにおける四輪車生産販売合弁会社であるピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター(以下HPM)は11日、ジャカルタ市内において、インドネシア政府の制定したLCGC(Low Cost Green Car)政策に合致する新型車「ブリオ・サティヤ(Brio Satya)」を発表した。
ブリオ・サティヤは、4気筒1.2L i-VTECエンジンを搭載し、この排気量クラスでは最も高出力な65kw(88ps)を誇りながら優れた燃費性能を両立させている。
2012年8月にタイからの供給を受けて販売開始した1.3L 5ドアハッチバックのアジア戦略車「ブリオ」をベースに開発されたブリオ・サティヤは、すべてインドネシアの工場で生産され、85%の高い現地調達率を達成している。
「Satya」という語は「誠実」を意味しており、このクルマがインドネシアの顧客の誠実なパートナーとなってほしいという開発時の想いを込めて「Brio Satya」とネーミングされた。
ブリオ・サティヤは、ベースグレードのタイプAや、ボディ同色ミラーや同色ドアハンドルなどを装備したタイプS、さらにフォグランプ、14インチアルミホイール、パワーウインドウ、iPod対応CDオーディオなどを装備したタイプEの3グレードを用意し、価格帯はタイプAが1億600万ルピア(約90万4,000円)、タイプSが1億1,100万ルピア(約94万6,000円)、タイプEが1億1,700万ルピア(約99万7,000円)からとなる。
HPMの内田知樹社長は、「このブリオ・サティヤは、我々ホンダにとって大変意義のある新型車で、その高い現地調達率から、雇用機会の拡大などインドネシア経済全体にも寄与するものと信じている。HPMにとって最廉価となるブリオ・サティヤは、より多くのお客様に高い品質のホンダ車にお乗りいただく機会を広げるものとなる」とコメントしている。
また、ブリオ・サティヤと並び、タイ製のブリオも同時にマイナーチェンジし、「ブリオ・スポーツ(1.3L)」として刷新し、販売していく。
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