スターバックス8月既存店売上高がプラス、オートバックス、ラウンドワンの8月既存店売上高はマイナス、サントリーBFが英グラクソの飲料ブランド買収か、携帯純増数はSバンクが20カ月連続1位=9日の注目銘柄

2013年9月9日 06:55

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【9月9日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 9日の注目銘柄です。スターバックス8月既存店売上高がプラス、オートバックス、ラウンドワンの8月既存店売上高はマイナス、サントリーBFが英グラクソの飲料ブランド買収か、携帯純増数はソフトバンクが20カ月連続1位。

 スターバックス コーヒー ジャパン(JQ:2712)が6日に発表した月次IRレポートによると、8月(7月29日-8月25日)の既存店売上高は前年同月比3.6%増だった。13カ月連続で前年同月実績を上回った。8月は、お盆期間中の降水量が少なく、気温も2012年度より高めに推移したことが好影響をもたらした。既存店客数は同3.1%増、既存店客単価は同0.5%増だった。全店売上高は同6.9%増だった。

 オートバックスセブン(東:9832)が6日に発表した2014年3月期の月次売上概況(速報)によると、8月度の国内既存店売上高は、前年同月比3.4%減だった。8月は、車販売は買取り台数が伸長したことによって売上が大幅に増加したものの、カーナビゲーション等のカーエレクトロニクス部門の単価が下落。アクセサリー部門とカースポーツ部門の売上減少も影響した。国内既存店客数は4.4%減、客単価は1%増だった。

 ラウンドワン(東1:4680)が6日に発表した8月の既存店売上高は前年同月比3.7%減だった。8月は、後半には土曜日曜を中心に雨天が多かったため、インドアレジャーの同社施設への集客が増加したものの、お盆頃までは猛暑日が続き、海水浴やプール等のアウトドアが賑わった影響などから、前年の水準に及ばなかった。各セグメントの売上状況は、ボウリングが8.6%減、アミューズメントが0.9%減、カラオケが0.1%減、スポッチャが1.4%減、その他が6.5%減だった。

 サントリー食品インターナショナル(東1:2587)は6日、英製薬大手のグラクソ・スミスクラインが所有する飲料ブランドの買収交渉を行っていると一部で報じられたことを受け、「当社として決定した事実はございません」との声明を発表した。6日付の日本経済新聞などが「サントリーが買収交渉を進めているのは、グラクソの主力飲料ブランド「ルコゼード」と「ライビーナ」」で、「買収額は10億ポンド(約1560億円)を超えるとみられる」と伝えていた。

 電気通信事業者協会が6日に発表した8月の携帯電話契約数によると、事業者別の新規契約数から解約数を差し引いた純増数はソフトバンク(東1:9984)が25万300件で20カ月連続の首位となった。2位はKDDI(東1:9433)で20万9200件だった。3位のNTTドコモ(東1:9437)は4万3000件。PHSのウィルコムは3万2100件だった。【了】

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