テーマ別分析:日経平均の定期銘柄入れ替え発表が迫る

2013年8月20日 11:36

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記事提供元:フィスコ


*11:36JST テーマ別分析:日経平均の定期銘柄入れ替え発表が迫る

■任天堂が新規採用の最有力候補に

日経平均の定期銘柄入れ替えの発表が迫ってきている。9月第1週に発表されるとの見方が多く、新規採用銘柄に対する期待感などを反映するタイミングに入ってきていると考えられる。予想レポートをリリースしている7社の候補銘柄リストが以下となる。

除外候補としては各社が三菱製紙<3864>を挙げているが、新規採用候補としては、任天堂<7974>が3社と最も多く(次点候補でも1社)なっている。今回は東証と大証の市場統合後で初の銘柄入れ替えとなるため、シンボリック的な存在としても注目度が高いと見られる。

そのほかで、新規採用候補として複数で名前が挙がっているのは、ガス化<4182>、日本航空<9201>、DeNA<2432>などであるが、今回はかなり予想がばらついている印象が強い。新規採用となれば、ストレートに好感される可能性が高いと見られよう。なお、売買インパクトの面でも、任天堂が最も高い状況となっている。ほかでは、日東電工<6988>、ガス化<4182>などに相対的なインパクトの高さが窺える。

すべて次点とはなっているが、DeNAの関心は高い。以前から流動性の高さを背景に採用候補とされているが、これまでは選出から漏れている。ただ、今回は絶対的な有力銘柄が少ないこともあって、可能性は残されているとみられる。決算発表後は見直しの動きが強まってきており、期待感の高まりが一段の水準訂正の動きにもつながっていく余地は大きいだろう。

アイフル<8515>はメリルのみが新規採用候補にリストアップしている。売買インパクトなどは限定的でもあるが、仮に採用された場合のサプライズは、リスト銘柄の中でも最も大きいと想定される。ファンドのショートカバーなども活発化するとみられるほか、個人投資家の関心も高まりやすい銘柄であるため、期待感からの上昇場面は近く到来する公算も。

■各社の日経平均定期入れ替え予想

■新規採用

カカクコム<2371>
DeNA<2432>
ドワンゴ<3715>
ガス化<4182>
積水化学<4204>
日本電産<6594>
日東電工<6988>
任天堂<7977>
アイフル<8515>
日本取引所<8697>
大京<8840>
レオパレス<8848>
近鉄<9041>
阪急阪神<9042>
日本航空<9201>
東北電力<9506>
ベネッセ<9783>

■除外候補

宝HD<2531>
三菱製紙<3864>
古河機械<5715>
平和不<8803>
東京ドーム<9681>

マーケット展望ウィークリー(13/08/19号より)《KO》

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