米FRBの緩和縮小、9月に第一歩も財政政策次第で“いばらの道”も

2013年8月14日 09:54

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記事提供元:フィスコ


*09:54JST 米FRBの緩和縮小、9月に第一歩も財政政策次第で“いばらの道”も
米連邦準備理事会(FRB)が9月17-18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で、毎月850億ドルの資産購入プログラムの縮小に取り掛かるとの観測が強まっている。足元で良好な米経済指標が相次いでいることが背景だが、財政政策を巡る民主党と共和党の意見対立がFRBの金融緩和縮小に冷や水を浴びせる可能性も指摘されている。

米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は13日、経済に対する主要リスクとして、債務上限引き上げを巡る議会や政府の議論の長期化を掲げた。協議が難航すれば10月1日にも連邦政府機能が一時停止されるリスクもあり、財政政策の先行き見通しが危うくなればFRBの緩和縮小にも影響を与えるとの指摘だ。

ただ、9月に緩和縮小の第1ステップに踏み込み、秋口にも財政状況を見極めて、その後は資産購入規模を現状維持にとどめることも想定できる。足元で9月の縮小開始論は健在だが、その後も縮小ペースがスムースに進むとは限らない。《RS》

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