アルコニックス:第1四半期は減収となったものの営業利益、最終利益は前年同期を上回る

2013年8月10日 21:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■大阪アルミセンター、並びに海外連結子会社のUNIVERTICAL HOLDINGS INC.が連結業績に寄与

 中堅の非鉄金属商社であるアルコニックス<3036>(東1)は9日引け後に発表した今期14年3月期第1四半期連結業績は、売上高449億61百万円(前年同期比5.9%減)、営業利益11億56百万円(同14.0%増)、経常利益10億83百万円(同15.2%減)、純利益13億78百万円(同87.3%増)と減収となったものの営業利益、最終利益は前年同期を上回った。

 軽金属・銅製品、電子・機能材、非鉄原料、建設・産業資材などを取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。5月に発表した中期経営計画では、重点戦略として川上・川中・川下でのM&A推進、レアメタル・電子・機能材・リサイクル分野の強化などを掲げている。

 売上面は、自動車部品用アルミ再生塊、空調機器向け銅管、及び半導体関連分野の取扱いが増加した一方で、家電、IT産業向けアルミ圧延品等が減少した。また、レアメタル・レアアースの分野では、特にレアアースの取扱いが市況低迷、及び主要取引先の在庫調整の継続により前年同期比で大きく落ち込んだ。利益面はレアアースが大幅減益であった一方、当第1四半期連結累計期間より同社グループに加わった国内連結子会社の大羽精研、及び前連結会計年度に連結子会社に加わり今第1四半期連結累計期間より収益取込を開始した大阪アルミセンター、並びに海外連結子会社のUNIVERTICAL HOLDINGS INC.が連結業績に寄与した。また大羽精研の株式取得、大阪アルミセンターの事業譲受に伴う負ののれん発生益を特別利益に計上したことから四半期純利益は大幅な増益となった。

 今期通期連結業績予想は、前期比で売上高16.5%増、営業利益9.5%増、経常利益14.1%増、純利益57.3%増と増収増益を見込んでいる。

 9日の株価は、前日比50円高の1,917円。株価指標は、予想PER5.41倍、PBR(実績)0.79倍、配当利回り3.13%と割安歴然。割安、9月の配当狙い、M&Aによる事業拡大の実現により、年初来の最高値2,398円(5月22日)の更新も期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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