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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSP急伸、5月高値に急接近、PER11倍で割安
発泡プラスチック製品のJSP<7942>(東1)の株価は急反発して水準を切り上げ5月高値に接近している。ている。
押出事業(産業用包装材、産業用通い函、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開し、押出事業の住宅用高性能断熱材「ミラフォーム」や、ビーズ事業の自動車部品用ポリプロピレン「ピーブロック」など高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。
7月30日に発表した今期(14年3月期)第1四半期(4月~6月)の連結業績は、前年同期比8.8%増収、同28.7%営業減益、同17.4%経常減益、同11.9%最終減益だった。原燃料価格上昇などで減益だったが、需要面では押出事業が住宅用断熱材の好調などで同7.6%増収、ビーズ事業が製品価格是正も寄与して同11.9%増収と好調だった。持分法適用関連会社だった日本アクリエースを連結子会社化したことも寄与した。
■14年3月期は予想据え置き営業利益42%増益、1株利益144円
通期の見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が25.8%、営業利益が16.2%、経常利益が18.7%、純利益が21.6%である。利益面の進捗率が低水準だが需要は好調であり、高機能・高付加価値製品の拡販、製品価格是正の浸透などで好業績が期待される。
株価の動きを見ると、第1四半期業績発表翌日の7月31日は前日比175円(11.84%)高の1653円まで急騰する場面があった。その後も戻り高値圏の1600円近辺を維持している。通期見通し据え置きが安心感につながったようだ。
8月5日の終値1599円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は1.0倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から急反発した。強基調を確認した形だろう。指標面に割高感はなく、5月の高値1706円を試す動きが期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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