注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、ドワンゴ、ガンホーなど

2013年7月30日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、ドワンゴ、ガンホーなど

コマツ<6301>:2138円(前日比-25円)
下げ渋る展開。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は524億円で前年同期比6%減益、市場コンセンサスは600億円前後の水準であった。ただ、米キャタピラーの大幅減益決算などから、足元では警戒感が一段と強まっていた印象もあり、アク抜け期待を高める声もあるようだ。また、第1四半期を底に、業績改善の見通しが示されたこともポジティブに捉えられているようだ。

ドワンゴ<3715>:462000円(同+60500円)
大幅高。NTT<9432>との資本提携が買い材料視される。NTTはエイベックス<7860>から4.99%の株式を取得、第5位の株主となるもよう。新サービスの拡充など競争優位性の高まりに伴い、今後の業界シェア拡大なども期待される状況に。参院選通過などで出尽くし感も台頭していただけに、押し目狙いの動きも活発化へ。

川崎汽船<9107>:204円(同+12円)
大幅反発。大手海運株は揃って高く、海運セクターは業種別上昇率のトップになっている。大手各社の第1四半期業績観測報道が伝わっており、手掛かり材料とされている。同社に関しては、第1四半期経常利益は90億円超、前年同期比4割程度の増益となったもよう。市場予想は55億円前後の水準であったとみられる。

神戸製鋼所<5406>:151円(同+7円)
強い動き。前日は決算発表後に一時急伸も、その後は伸び悩む動きとなっていた。本日は改めて好業績を評価する流れになっているようだ。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も120円から210円に引き上げている。中国建機事業が底入れする中、外部環境好転とコスト削減で鋼材事業の黒字化確度が高まったことで、大幅な収益回復実現の可能性が高まったと判断しているもよう。なお、JPモルガン(JPM)でも「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に格上げ。

カルソニックカンセイ<7248>:497円(同+59円)
急伸で上昇率上位。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は46億円で前年同期比倍増、市場コンセンサスを10億円程度上振れているもよう。米州事業の収益拡大などが業績上振れの背景に。決算発表前に警戒感が先行していたこともあり、ポジティブなインパクトにつながる状況へ。

日本ケミコン<6997>:444円(同+57円)
急伸。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も360円から600円に引き上げている。黒字化の鍵を握る中高圧・大型品アルミ電解需要が産機・パワコン向けなどで好調に推移、円安も追い風として業績予想を上方修正している。今後は同社製DLCAPを採用した減速エネルギー回生システムのガソリン車への普及を予想、中期利益成長性も高まっていると判断。

日本冶金工業<5480>:124円(同+9円)
人気化。同社が前日に発表した第1四半期の決算内容が好感されている。営業利益は12.6億円と黒字化、前年同期比では24億円強の収益改善となった。上半期予想は13億円で据え置きだが、高い進捗率から上振れ期待が先行する状況のもよう。為替の円安などニッケル相場の安定化、コスト削減策の実行などが収益水準を高めさせたもよう。

サントリーBF<2587>:3420円(同+60円)
しっかり。UBSでは投資判断を新規に「バイ」、目標株価を4400円としている。日本の食品株の中で最も変化と成長性に富む企業との評価。今後3年間の年平均営業利益成長率は+12%と予想。また、過去の実績から今後のM&A展開なども期待できると指摘へ。

東映アニメ<4816>:2505円(同+85円)
買い優勢。4-6月期営業利益が前年同期比2.6倍の15.9億円と大幅増益となったことが好感されている。上期計画である15.0億円を超過し、好決算と捉えられている。国内では「ワンピース」や「ドキドキ!プリキュア」など、海外でも「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズなどの映像製作、販売事業が好調に推移していることが背景のようだ。

J・TEC<7774>:390000円(同+10500円)
買い先行。「研究用ヒト培養組織ラボサイト エピ・モデル24」を用いた皮膚刺激性試験法が、経済協力開発機構(OECD)により適切な皮膚刺激性試験法のひとつとして認証されたと発表したことが材料視されている。培養表皮モデルを用いて、化学物質の皮膚に対する刺激性を評価する試験方法のひとつとして、「ラボサイト エピ・モデル24」を用いた試験法がOECDの基準を満たしていることが認められたと。

リプロセル<4978>:11430円(同+1090円)
買い先行。8月末をもって、1:5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視されている。株式分割に伴って流動性向上が見込まれるほか、最低投資金額の引き下げに伴う投資家層の広がりに期待感が先行へ。なお、昨日は上場来安値を割り込み換金売りが膨らんだ経緯もあり、買い一巡後はやや上値の重さも意識される状況に。

ガンホー<3765>:92800円(同-13200円)
大幅安。昨日中間決算を発表し、1-6月期営業利益は前年同期比44倍の452億円となった。スマホ向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の好調を背景に大幅増益となったものの、ほぼ事前のアナリスト予想に沿った内容でインパクトは限定的とみられ、材料出尽くし感が意識される格好に。また、7月の売上高見込みは135億円となるもようで、業績減速懸念も先行へ。

ネクステージ<3186>:2016円
本日マザーズ市場に上場し、初値は公開価格を約18%上回る2011円となった。同社は、中古車販売店事業のほか、整備事業、保険代理店事業、自動車買取事業などを展開する。直近までIPOの初値は公開価格を27社連続で上回るなど、IPO市場の活況を追い風に堅調な初値形成となった。初値形成後は、直近IPO銘柄のセカンダリーでの低調なパフォーマンスが懸念材料となりもみ合い推移に。《KO》

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