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コニカミノルタ、パナソニックの超音波診断機器事業を買収
コニカミノルタは26日、パナソニックヘルスケアからの超音波診断機器関連事業の譲受に関して合意に至り、契約を締結したと発表した。
超音波診断機器はリアルタイムでの画像診断が可能であり、また低侵襲であるため繰り返し検査を行っても患者の身体的負担が軽いという利点があり、将来的にも更なる市場の伸びが見込まれている。
コニカミノルタとパナソニックヘルスケアは、これまで共同で超音波システムの開発を進めてきたが、コニカミノルタは超音波診断機器を含めたヘルスケア事業をさらに強化・拡大すべく、今回譲渡契約を締結し、パナソニックヘルスケアの保有する超音波診断機器の企画、開発、製造、販売、保守などに必要な資産を2014年1月1日付けで譲受することになった。なお、現在パナソニックヘルスケアがOEM供給している顧客との取引関係もコニカミノルタに引き継がれる。
コニカミノルタは、現在の主力商品である「AeroDR(エアロディーアール)」を始めとしたデジタルX線画像診断システムの拡充を図ると共に、医療ITサービス事業の育成、そして今回の事業譲受によりコニカミノルタならではの特長をもった新たな超音波診断機器の事業拡大を推進することによって、ヘルスケア事業の成長戦略を実現していく。
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