【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは狙い場、レンジ下限で底値確認、株式分割へ

2013年7月29日 09:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 OA機器販売のエフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)の株価はレンジ下限の15万円で下値を固めている。狙い場といえるだろう。

 法人向けビジネスホン・OA機器、プリンタ関連消耗品、LED照明機器などの販売を主力として、コンシューマ向けドコモショップ運営なども展開している。保守サービスなどストック型収益の積み上げを重点戦略として、設置型サーバーやLTE対応モバイルWi-Fiルーターなど新商材販売も強化している。

 7月23日に今期(14年3月期)連結業績見通しの減額修正を発表した。6月21日に発表した連結子会社ハイブリッド・サービス<2743>に対するSAMホールディングスによるTOBに関して、保有する全株式を応募して7月22日付でTOBが成立したため、同社が連結対象外となったことに伴う修正である。修正後の売上高は前期比30.2%減の320億円、営業利益は同4.3%増の32億40百万円、経常利益は同3.5%増の34億円、純利益は同2.3%増の18億円としている。

 ハイブリッド・サービスが連結対象外となって大幅減収となり、関係会社売却損約2億円も発生するが、法人向けビジネスホン・OA機器やプリンタ関連消耗品の販売が好調であり、ストック型サービスの営業強化も寄与して増益を維持するようだ。光通信<9435>との資本・業務提携強化、グリムス<3150>と合弁で設立したGFライテック(持分法適用会社)の寄与も期待されるだろう。

 なお5月20日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を100株に分割し、単元株式数を100株とする。このため期末の1株当たり配当金は20円となる。

 株価の動きを見ると、5月13日の年初来高値27万円から6月7日の安値14万5200円まで調整したが、終値ベースでは15万円台を割り込むことなく、概ね15万円~20万円近辺のボックスレンジで推移している。足元はレンジ下限に到達した形だろう。

 7月26日の終値16万1800円を指標面(株式100分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5909円07銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3000円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS5万2830円82銭で算出)は3.1倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、一方では26週移動平均線がサポートラインとなって下値固め完了感を強めている。ボックスレンジ下限からの反発局面が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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