日本郵政とアフラック、がん保険で業務提携

2013年7月26日 17:23

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 日本郵政とアフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)は26日、がん保険に関して業務提携を行うことで本日基本合意したと発表した。

 日本郵政グループ傘下の日本郵便では、2008年10月からアフラックのがん保険を販売しており、2013年7月現在、1,000の郵便局でがん保険を取り扱っている。日本全国津々浦々の顧客から信頼を得ている日本郵政と、がん保険のリーディングカンパニーであるアフラックは、これまでの協力関係をさらに深めることで保険ビジネスにおける相乗効果を最大化できるとの再認識のもと、より高品質な商品・サービスの提供を通じて顧客の満足度を高めるとともに、各々の企業価値のさらなる向上を図るため、今回新たに業務提携を行うことに合意した。

 日本郵政グループ及びアフラックは、それぞれ独自の文化、経験及び能力を有する企業であることから、対等なパートナーとして各々の経営の自主性及び独自性を尊重しつつ、確固たる信頼関係を構築する。また、それぞれの事業活動を通じてこれまでに培ってきた経験及び能力を相互に活用し、より高品質のがん保険商品・サービスを顧客に提供することを目指す。それにより、顧客の利便を高め、それぞれの企業価値の向上と契約者利益・株主利益の拡大を志向する。

 具体的には、現在1,000の郵便局で販売しているアフラックのがん保険について、最終的には全国2万局の郵便局で販売することを目指し、順次取扱局の拡大を図る。

 また、かんぽ生命は、関係当局からの認可取得を条件にアフラックと代理代行契約を締結することで、アフラックのがん保険の販売をかんぽ生命直営店全店(79支店)で開始する。

 さらにアフラックは、日本郵政グループと協議のうえ、日本郵便及びかんぽ生命にて取り扱う専用商品(がん保険)の開発を検討する。

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