【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は26週線まで戻し上値窺う、今期営業利益2.2倍、耐震工事好調

2013年7月22日 09:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  中堅ゼネコンの大和小田急建設 <1834> の株価は週足チャートが26週線まで戻し上値を窺う展開となっている。公共投資や耐震工事の増加が支援材料だろう。

  今期(14年3月期)の業績見通しについては6月1日付で連結子会社を吸収合併したため非連結決算となり、売上高が623億円(前期の連結に比べて1.7%減)、営業利益が5億80百万円(同2.2倍)、経常利益が4億90百万円(同2.1倍)、純利益が2億円(前期連結は1億98百万円の赤字)としている。

  主要株主である大和ハウス工業<1925>や小田急電鉄<9007>関連の案件に加えて、社会インフラ補修や建物耐震化など公共工事の受注増加、前期悪化した工事採算の改善、さらに前期計上した棚卸資産評価損などの特殊要因一巡なども寄与して収益改善が期待される。

  株価の動きを見ると、6月27日の187円をボトムとして反発し、足元では200円~210円近辺に水準を切り上げている。6月17日と6月27日の187円で下値固めが完了して出直り態勢のようだ。

  7月19日の終値202円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円21銭で算出)は21~22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期連結ベースの実績BPS527円14銭で算出)は0.4倍近辺である。今期の収益改善や指標面の低PBRに見直し余地があり、公共投資や耐震補強工事の増加を支援材料に出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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