【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院の株価は200円台でモミ合い煮詰まり上放れ近い、在籍生徒数が増加して営業利益25%増益

2013年7月19日 09:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 東京個別指導学院<4745>(東1)の株価は200~210円でモミ合い煮詰まり感を強めている。出直りのタイミングが接近しているようだ。

 ベネッセコーポレーション<9783>グループで、小中高校生向け個別指導学習塾を展開している。前期(13年2月期)末の教室数は首都圏153教室、関西地区37教室、東海地区7教室、九州地区5教室の合計202教室である。中期計画では17年2月期の売上高163億円以上、営業利益23億円以上を目標として掲げている。

 今期(14年2月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比5.6%増の137億47百万円、営業利益が同25.8%増の9億01百万円、経常利益が同25.0%増の9億04百万円、純利益が同38.7%増の4億97百万円としている。

 新規開校(6教室)や教室リニューアル、Webマーケティング強化や初のテレビCM実施、iPadを活用した映像学習の全教室導入、教育資金一括贈与に係る贈与税非課税措置に対応した教育資金贈与活用プラン設定などの効果で、在籍生徒数が増加して営業損益が大幅に改善する見込みだ。

 7月10日発表の第1四半期(3月~5月)の業績は、売上高が前年同期比4.0%増の26億38百万円、営業利益が8億26百万円の赤字、経常利益が8億25百万円の赤字、純利益が5億23百万円の赤字だった。夏季など講習会実施時期の売上構成比が高い季節要因や、広告宣伝費の増加などで営業赤字だが、新規入会者数は前年同期比18.3%増、在籍生徒数は同6.5%増と好調であり、通期予想を据え置いている。

 株価の動きを見ると、5月31日に180円まで調整する場面があったが、6月中旬以降は概ね200円~220円近辺でモミ合う展開となっている。下値固めが完了してきっかけ待ちのようだ。

 7月18日の終値211円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円16銭で算出)は23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績のBPS120円62銭で算出)は1.7倍近辺である。下値固めは完了した形であり、抵抗線となっている75日移動平均線を突破すれば出直り展開に弾みがつくだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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