日立、英国の都市間高速鉄道計画向け車両を約1800億円で追加受注

2013年7月18日 18:28

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 日立製作所は18日、英国の都市間高速鉄道計画につき、英国運輸省より、日立が出資する特別目的会社「アジリティ・トレインズ社」を通じて、新たに老朽車両の置き換え向けに車両270両(Class800車両9両×30編成)ならびに保守事業を約12億ポンド(約1820億円)で受注することが内定したと発表した。

 これは、2012年7月に締結した正式契約に続く追加受注となる。今回の内定により、アジリティ・トレインズ社は、2012年7月に英国運輸省と締結した契約条件と同様に、追加受注分についても27年半にわたり車両のリース事業を展開する。

 また日立は、アジリティ・トレインズ社のリース事業向けに、今回の追加受注270両を含む合計866両の車両の製造、ならびに27年半にわたる保守事業を行う予定。日立は今後、同追加受注の正式な契約に向けて調整を進めていく。

 なお、同プロジェクトは英国運輸省が主導するPPP(Public Private Partnership)スキームで実施される予定。

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