【編集長の視点】鈴木は記念増配5円発表で続伸業績を先取り割安修正に再発進様相

2013年7月16日 09:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

 鈴木<6785>(東2)は、連休前の12日大引け後にすでに配当権利落ちとなっているが、2013年6月期期末の記念配当増配を発表、8月に開示する6月期決算で2014年6月期の続伸業績を先取り割安修正に再発進する展開が想定される。同社は、また昨年5月28日に東証2部に新規上場され、上場から1年を経過、東証1部指定替えの条件を充足したおり、国内証券が予想した指定替え候補株の一角に位置付けられており、この指定替え思惑が底流することもサポートしよう。

 同社の2013年6月期配当は、期初に前々期の2部上場記念配当3円を落とし年間22円と予想されていた。今回はそれに今年6月10日に創業80周年を迎えたことを記念して5円を上乗せ、年間27円(前々期実績25円)に引き上げ連続増配した。この連続増配ですでに配当権利を落としているが、配当利回りは、3.5%にまで高まる。

 同社は、業績も順調推移が見込まれている。今年8月に開示予定の2013年6月期業績が、売り上げ200億100万円(前々期比12%増)、経常利益11億5600万円(同18%増)、純利益5億400万円(同45%増)と増益転換が予想されていた。第2四半期累計業績、第3四半期(3Q)業績はやや伸び悩みとなったが、金型事業や部品事業での電子機器向けやスマートフォン・タブレット端末の調整基調を国内外の自動車向け金型、カーエレクトロ関連部品や医療機器組立事業の新アイテム増加などでカバーするとされていた。続く2014年6月期業績も、自動車向けがさらに増勢となることから続伸が予想され、8月の決算発表が待たれる。

 株価は、今年5月につけた東証2部上場来高値1065円から全般相場の急落にツレして712円まで突っ込み、700円台央での下値もみ合いを続けている。PER9倍台、PBR0.4倍の割安修正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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