CCCと宮城県多賀城市が連携、図書館を中心とする施設を整備

2013年7月11日 19:41

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施設イメージ(画像:カルチュア・コンビニエンス・クラブ)

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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は11日、宮城県多賀城市が震災復興のシンボルと位置づける「JR多賀城駅周辺の中心市街地整備事業」において、多くの市民が集い、交流できる、そして誇りとなる「東北随一の文化交流拠点」の整備に関して多賀城市と連携することについて、本日合意したと発表した。

 同連携は、パブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)の枠組みにおいてそれぞれの強みを活かし、かつ、それぞれの資源を効果的に活用する公民連携となる。連携する事項については、両者が意見交換し、相互に合意した事項を実施していく。

 「東北随一の文化交流拠点」は地域文化の代表的施設である図書館を中心とする施設で、多賀城市のアイデンティティともいえる歴史遺産、また、国内屈指の音楽性能を有する多賀城市文化センターの「音楽ホール」とのネットワークを形成する。

 CCCは多賀城市との連携において、東京・代官山で運営する「代官山 蔦屋書店」と同じコンセプトを持つ「蔦屋書店」を多賀城市に出店するとともに、企画会社として「多賀城の個性が際立つ、多賀城ならではの図書館」を中核に据え、文化交流拠点作りを企画提案する。

 今後2015年夏に向けて、主に「『家族』で一日中楽しめる 公共施設」「子供の知的好奇心を育む図書館」「人と人がツナガル コミュニティ空間」「レストランとカフェのある図書館」「その全てを『建築コンセプト』からCCCがサポートし、市民の誇りとなる場をつくる」の5つの価値実現を目指す。

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