【編集長の視点】ファーストリテイは7連騰、SPA3社は6月月次売上高続伸もリバウンド幅には格差

2013年7月3日 09:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  ファーストリテイリング <9983> は、950円高の3万6250円と7営業日続伸して始まっている。前日2日大引け後に今年6月度の国内ユニクロ事業の売上高を発表、5月度に続いて既存店・全店とも2ケタの増加となったことが、買い材料視されている。

  前日2日は、同社と同業のカジュアル衣料のSPA(製造卸)のユナイテッドアローズ <7606> も、6月度の月次売上高を発表、同じく2ケタの続伸となっており、株価は、95円高の4515円と5営業日続伸して連日の年初来高値更新となっている。

  また前々日1日に続伸した6月度月次売上高を発表したポイント <2685> は、きょうの株価は、85円安の4985円と6営業日ぶりに反落して始まっているが、前日ザラ場には年初来高値5200円まで買われていた。これに対してファーストリテイの株価は、5月23日につけた年初来高値4万4400円から2万7900円安値まで突っ込み、この調整幅の3分の1戻し水準をクリアしたしかに過ぎず、全値戻しから高値を追っているSPA2社や、半値戻し目前となっている日経平均株価に比べてもリバウンド幅に格差がついている。

  ファーストリテイの6月度売上高は、既存店が前年同月比20.5%増と続伸し、これに直営店とダイレクト販売を加えた合計でも24.6%増とプラス幅を伸ばし2カ月連続で前年同月を上回った。5店舗を新規出店(退店3店舗)し既存店売上高が、天候にも恵まれキャンペーン商品を中心に夏物商品の販売が好調に推移したことが寄与した。

  株価は、4月の月次売上高が、2カ月ぶりに前年同月を下回ったが先物売買に絡んで日経平均株価と連動性が高いとの思惑で年初来高値まで買い進まれ、全般相場急落とともに4割近い急落となった。戻り幅が限定的にとどまるのは、この先物売買に関連しているとみられており、今後は、全般相場持ち直しとともに、同業他社並みにリバウンド幅を拡大するか試すことになりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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