【編集長の視点】ディスコは1Q単独売上高が過去最高も利益確定売りが交錯しもみ合う

2013年7月2日 10:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ディスコ <6146> は、50円高の6910円と4営業日続伸して寄り付いたあと、50円安と売られ前日終値を挟んでもみ合っている。

  前日1日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)の単独売上高の速報値を発表、前年同期比でプラス転換するとともに、直前四半期の前期第4四半期(4Q)売上高に続いて2ケタの続伸となって過去最高を記録、期初予想の今期第2四半期(2Q)累計単独売上高に対して順調な進捗率を示したが、5月22日につけた年初来高値7120円に肉薄していることもあり、利益確定売りも交錯している。

  同社の決算開示方針は、四半期決算の単独売上高、連結売上高・単独行政、四半期業績の順で発表、最初に開示する単独売上高の動向が、その後の四半期業績の先行指標となっている。

  今期1Q単独売上高は、227億1600万円と前年同期に対して8.8%増とプラス転換するとともに、前期第4四半期の189億8300万円(第3四半期比16.7%増)に対して23.9%増と続伸し、2Q累計売上高に対して53.1%の進捗率と目安の50%を上回った。

  アジア地域のサブコンが、スマートフォンやタブレット端末向けのデバイスの増産のために設備投資を活発化、同社の精密加工装置の販売が、量産用の機種を中心に力強く伸び、精密加工ツールでは、円高是正に加えて、出荷数量が、半導体メーカーの設備稼働率に比例して堅調に推移したことが要因となった。

  株価は、前期業績が昨年11月の下方修正値を上ぶれて着地し、期中に減配した前期配当を増配、今期業績の続伸を予想したことで年初来高値7120円まで900円高、全般相場急落とともに5960円安値まで突っ込み、1Q受注高の上ぶれ観測報道で900円幅のリバウンドをした。投資採算的にPER25倍台と割安感は小さいが、今後の1Q業績の開示が刺激し下値から高値奪回を目指す展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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