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【アナリストの眼】エイジア株価は直近安値から反発強める、ネット選挙関連、今期2ケタ増収増益
<業績&株価分析>
メール配信ソフトのエイジア<2352>(東マ)の3日終値は11円高の918円、去る、5月27日の直近安値850円に対し反発力を強めている。ネット選挙関連のテーマ性もあり、参院選が接近するにつれて再動意の可能性があるだろう。
メールアプリケーションソフト「WEB CAS」開発・販売などのアプリケーション事業を主力として、マーケティング支援などのサービスソリューション事業も展開している。クラウドサービス、ECマーケティング関連、海外展開を強化する方針で、12年4月にシステムインテグレータ<3826>、12月にメールマーケティング支援システムのグリーゼと資本業務提携した。また3月25日には「ネット選挙メール配信応援パック」を発売している。
5月10日発表の前期(13年3月期)業績(非連結)は前々期比8.6%増収、同44.7%営業増益、同41.6%経常増益、同49.3%最終減益だった。純利益は投資有価証券評価損計上や税負担正常化で減益だったが、アプリケーション事業でクラウドサービスが拡大し、大型案件の受注も寄与して売上高、利益ともに計画を上回った。配当は同1円50銭増配の7円50銭とした。
今期(14年3月期)の見通しは売上高が前期比15.5%増の9億円、営業利益が同25.6%増の1億70百万円、経常利益が同21.1%増の1億70百万円、純利益が同2.0倍の1億円としている。クラウドサービスが好調に推移する見込みだ。また受託開発事業の戦略的縮小から方向転換して、サービスソリューション事業を拡大する方針も打ち出している。純利益は投資有価証券評価損一巡が寄与する。配当予想は同1円50銭増配の年間9円(期末一括)とした。
株価の動きを見ると、5月9日の年初来高値1313円から急反落して、5月16日と5月27日に850円まで調整する場面が合った。ただし足元では900円台に戻して下げ渋り感を強めている。短期調整が一巡した可能性があるだろう。6月3日の終値918円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS53円78銭で算出)は17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間9円で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績BPS376円71銭で算出)は2.4倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋る動きのようだ。短期調整が一巡してサポートラインを確認する形だろう。反発局面が期待され、参院選が接近するにつれてネット選挙関連が材料視される可能性もありそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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