全日空、ボーイング787型機の臨時便を5月26日より運航

2013年5月23日 18:35

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 全日本空輸(ANA)は23日、当局の認可を前提として、5月26日より787型機の臨時便を運航すると発表した。臨時便は札幌(千歳)-東京(羽田)線での運航となる。

 全日空では保有する787型機に対し、ボーイングのサポートチームと連携して4月22日より改修作業を進めた結果、全17機の改修作業が完了している。改修の完了した機体は、順次、バッテリーの状況を確認する確認飛行、運航乗務員の技量維持のために慣熟飛行、バッテリー状態をモニタリングできる仕組み、バッテリー改修の効果確認のプログラムを設定している。

 確認飛行及び慣熟飛行はこれまでに合計170便以上となり、これまでの飛行の中でバッテリーの不具合・異常は認められていないことから、今回全日空は、「787型機は安全に利用できる」と判断し、臨時便の運航を決定した。

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