【株式評論家の視点】Jトラストは積極的なM&Aで最高益更新、既存株主に無償で新株予約権を割り当てるライツ・イシュー

2013年5月18日 15:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  事業者金融をメインに、クレジットカード、消費者ローン、保証など多角化を進めるJトラスト <8508> は、短期調整一巡感が出ており、見直される可能性が高い。株価は、積極的なM&A展開で経常最高益更新と好業績好調、日銀による異次元の金融緩和を追い風に、5月13日に年初来の高値4560円と買われた後、既存株主に無償で新株予約権を割り当てるライツ・イシューを使って1000億円増資すると伝わったことを受け、需給悪化を懸念し売り優勢に5月16日安値2460円まで2100円幅(46%)調整を挟んで上昇。

  足元の業績、今3月期営業収益は726億2000万円(前年同期比30.4%増)、営業利益は161億0300万円(同34.1%増)、経常利益は173億1900万円(同26.4%増)、純利益は150億3000万円(同12.9%増)予想で、連続営業・経常最高益更新見通し。年間配当は10円(同3円増)と増配を予定している。

  株価は、3月期決算権利付き最終日3月26日安値2410円を前に切り返す動きで、2500円割れが目先の下値として意識された感はある。国内外の既存事業の強化と展開、資本基盤の整備を目的に、ライツ・オファリングで最大1119億円資金を調達する予定。新株予約権を全ての株主に対し無償で割り当てられる。5月30日付の株主に対して、1株(1個)につき1800円。本権利行使期間は7月5日~30日の予定。短期的には5月30日の権利確定日を目安に戻り歩調を強めると予想する。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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