商船三井、大阪ガス・九州電力向けLNG船1隻の長期輸送契約締結で合意

2013年5月16日 19:11

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新造LNG船イメージ図(画像:商船三井)

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 商船三井は16日、大阪ガスおよび九州電力と、LNGの長期輸送契約を締結することで合意に至ったと発表した。近日中に本契約締結のうえ、三菱重工業に155,000立方メートル型LNG船1隻を発注する。

 本船は、大阪ガスおよび九州電力が豪州イクシスLNGプロジェクトから購入するLNGの輸送に従事する予定であり、日本国内の電力・ガス会社向けLNG共同輸送を日本の船会社が単独で100%保有するLNG船が担う、初めての取り組みとなる。

 契約期間は2020年から12年間。輸送数量は、大阪ガス向けが80万トン/年、九州電力向けが30万トン/年。

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