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【狙い場・買い場】業績高変化のJVCケンウはダブル・ボトムから下げ過ぎ訂正に弾み
JVCケンウッド <6632> は、今年4月25日に前2013年3月期の再下方修正と減配を発表して急落したが、昨年7月安値224円の一歩手前の226円で踏みとどまり、ダブル・ボトムからの底上げ途上にある。市場での業績信頼性は、いま一つネガティブだが、今期業績も、V字回復を予想して高変化することになっており、PER13倍台、PBR0.6倍の下げ過ぎ訂正でまず年初来高値335円へのキャッチアップに弾みをつけよう。
同社の前期業績は、今年2月に下方修正され、その減額値をさらに4月に引き下げた。売り上げ、営業利益は、カーエレクトロニクス事業やホーム&モバイルエレクトロニクス(HM)事業での新製品投入や業務用システム事業の受注獲得などで小幅に止まった。欧州経済の低迷が響いたものだが、ただ経常利益、純利益は、為替変動による外貨建債権・債務の決済差額、為替予約に関わる為替差損が想定を上回り、課税取得増加に伴い法人税等も増加したことが負担増となり減額値をさらに各19億円引き下げ、純利益は、11億4600万円(前々期比81%減)と減益転換した。
今期業績は、カーエレクトロニクス事業では、OEMが端境期に入り先行投資集中で伸び悩むものの、業務用システム事業では、無線機器事業が堅調に推移して、タイの洪水の影響が一巡したビジネスソリューション事業が成長、HM事業も、赤字事業の損益改善で増益となり、為替変動リスクを軽減したことで営業収支が大幅に改善することも加わりV字回復を予想している。経常利益は55億円(前期比77%増)、純利益は30億円(同2.6倍)としている。
株価は、昨年12月の東京特殊電線 <5807> からの医用画像表示事業譲受をキッカケに年初来高値をつけ、前期業績の再下方修正・減配で同安値226円まで急落、調整幅の3分の2戻し水準までリバウンドしている。前期業績も期中に2回、下方修正されるなど業績信頼性にやや問題があるが、今期予想業績ベースでの低PER・PBR放置は歴然となる。年初来高値キャッチアップからは、昨年7月安値前の4月高値384円が次の上値フシとして浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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