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超新星 PS1-10afx が異常に明るい理由は重力レンズによるものと判明
記事提供元:スラド
ある Anonymous Coward 曰く、
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構のニュースリリースによると、2010 年 8 月に発見された超新星 PS1-10afx が異常に明るい理由が重力レンズによるものと判明したとのこと (doi:10.1088/2041-8205/768/1/L20 より) 。
発見当初は超高輝度超新星 (superluminous supernovae: SLSNe) の一種であると考えられていたが、明るさの時間変化や波長分布に類例が無く、物理モデルが不明であった。しかし、今回、特徴が Ia 型超新星と同じであることが発見され、そこから最終的に、重力レンズによって明るさが増幅されていた物と結論されたという。
これによって距離に対する重力レンズの効き方が具体的に検証できたため、宇宙論の分野で大きな進展が望めるらしい。
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