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トヨタ、クルマの総合サイト「GAZOO.com」をリニューアル
トヨタ自動車は26日、クルマの総合サイト「GAZOO.com」を一新し、5月30日よりサービスを開始すると発表した。
トヨタは、「ユーザー参加型クルマポータルサイト」として、トヨタと顧客が直接つながる場としてGAZOOを位置づけ、1998年4月より運用を開始し、現在の訪問者数は月間約165万人で5年前と比べて3倍となっている。
今回のサイト一新にあたっては、ユーザー同士やユーザーとクルマがつながる社会の一層の発展を念頭に、SNSの導入やスマートフォンを活用したドライブ先でのガイド機能の充実、さらに、ひとり一人が求める情報を精度よくまとめるパーソナライズ機能や自動車情報の大幅な拡充を図っていく。
また、GAZOOの会員制度とトヨタブランド車の情報サイトである「TOYOTA.jp」の会員制度を統合する。さらに、新規に導入するSNSについてはFacebookやTwitterサービスとの連携を図り、より便利で充実した新しいカーライフスタイルを提案する。
サイト一新にあたっては、日本マイクロソフトのパブリッククラウドサービスWindows Azureの新サービスである「Windows Azure仮想マシン」と「SharePoint Server 2013」を組み合わせたサイト運営プラットフォームを世界で初めて採用し、ユーザーが求める情報をより迅速・快適に表示する。
トヨタは、2011年4月にマイクロソフトコーポレーションと、「Windows Azure」をベースとしたトヨタの次世代テレマティクス向けグローバルプラットフォームの構築に向けた提携について基本合意し、トヨタの社内グローバルITシステム構築にあたり、協力関係を強化している。今回のサイト一新も同提携に基づくもので、「SharePoint Server 2013」をパブリッククラウドサービス「Windows Azure」上に構築することにより、膨大な情報を低コストで迅速にマネジメントすることが可能となっている。
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