【アナリストの眼】朝日ラバー株価は高値圏のもち合い、14年3月期は車載用中心に収益回復、中期仕込み場

2013年4月25日 09:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  工業用ゴム製品の朝日ラバー <5162> (JQS)に注目したい。株価は4月の戻り高値から反落する場面があったが、すぐに反発している。上値を窺う態勢のようだ。

  自動車向けなどの工業用ゴム製品を主力として、スポーツ用ゴム製品や医療用ゴム製品にも事業展開している。シリコーンゴムをベースにした製品に強みを持ち、自動車内装用小型電球やLED照明のカラーキャップが主力製品である。

  前期(13年3月期)連結業績は、スポーツ用ゴム製品や医療用ゴム製品の顧客サイドでの在庫調整の影響などで減収営業減益だが、車載用LED関連製品は米国向けを中心に堅調な模様である。今期(14年3月期)については、米国自動車市場の好調、日系自動車メーカーの生産台数増加、円安進行メリット、前期の在庫調整の影響一巡などで収益回復が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、3月22日、3月26日、4月10日に戻り高値となる310円を付け、足元では4月18日に270円まで調整する場面があったが、すぐに反発して4月23日には295円まで戻している。今期業績に対する期待感を強めて上値を窺う動きだろう。4月23日の終値295円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS17円59銭で算出)は17倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS628円95銭で算出)は0.5倍近辺である。

  週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発して、サポートラインを確認する形となった。指標面での低PBR、今期の収益改善期待を支援材料として、上値を試す展開が期待されるだろう。12年6月の315円は射程圏であり、これを突破すれば上げ足に弾みが付きそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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