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ホンダ、事故回避支援システムを開発 今年発売予定の新型「フィット」に適用へ
ホンダは29日、「『ぶつからないクルマ』をより多くのドライバーへ」をコンセプトに、予防安全技術の事故回避支援システム「City-Brake Active System」を開発したと発表した。同システムを乗車定員保護技術であるサイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグと合わせて安全装備を充実させた「Safety Package」(仮称)として設定し、今年発売予定の新型「フィット」に適用する。
「City-Brake Active System」は、フロントウインドウ上部に設置したレーザーレーダーが前方車両を認識し、約30km/h以下で走行中に追突の危険性が高いと判断したとき、ブザーとともにメーター内のインジケーター表示が点滅して警告、ドライバーが減速しなかった場合には自動的にブレーキがかかり、追突を回避もしくは追突時の衝撃を軽減するシステム。
また、停止中や約10km/h以下での走行時に、前方約4m以内に障害物がある状況でアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いなどによって必要以上にアクセルペダルを踏み込んだとシステムが判断した場合、ブザーとともにメーター内のインジケーター表示が点滅し警告を促すと同時に、エンジン出力を制御して発進を抑制する誤発進抑制機能も備えている。
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