ホンダ、ケニアに二輪車の生産・販売事業会社を設立　アフリカで3番目

　ホンダは27日、更なる市場拡大が見込めるケニアにおいて、二輪車の生産と販売機能を備えた新たな現地法人を3月25日に正式に設立したと発表した。

　新会社では、生産・卸販売事業を軸に、「小さく生んで大きく育てる」を基本方針としたオペレーションを行い、品質の良い製品を手頃な価格で提供できるよう、グローバル調達はもとより効率的な生産体制を構築する。新工場は2013年9月に稼働を開始する予定で、生産能力は2万5,000台となる。

　ケニアの新会社はホンダにとって、南アフリカ、ナイジェリアに続き、アフリカにおいて3番目の現地法人となる。また、生産工場としてはナイジェリアに続く2番目の生産拠点となり、ホンダのアフリカにおける二輪車の年間生産能力はナイジェリアと合わせて17万5,000台となる。