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トヨタ、新興国向け専用小型車「ヴィオス」をタイで世界初披露
新興国向け専用車の新型「ヴィオス」(画像:トヨタ自動車)[写真拡大]
トヨタ自動車のタイにおける車両販売・生産会社であるトヨタ・モーター・タイランドは25日、タイのバンコクモーターショーで新興国向け専用コンパクトカー「ヴィオス」を世界で初めて披露した。
トヨタは、1997年にヴィオス(当時の車名はソルーナ)をタイで生産・販売開始し、同国のコンパクトカー市場で2003年から10年連続No.1の販売を記録した。また、1999年よりタイからアセアン諸国への輸出を開始し、7ヶ国で累計約18.7万台を販売するなど、ヴィオスは多くの顧客から支持されてきた。
今回発表した新型ヴィオスは、初めて車を購入する顧客に車を持つ喜び、楽しさ、快適さを感じてもらえるよう「洗練された外観」「クラストップレベルの居住性」「低燃費」を実現した新興国向け専用コンパクトカー。今年はタイで約13万台生産し、8万台強をタイで販売、4万台強を輸出する予定。
新型ヴィオスはセダンタイプで、1.5Lガソリンエンジンを搭載。価格帯は55.9~73.4万バーツ(約182~239万円)となる。生産工場はタイ国チェチェンサオ県のゲートウェイ工場。
記者発表会に出席したトヨタの棚田京一常務役員は、「新型ヴィオスは、アセアン諸国のお客様だけでなく、世界中の成長著しい市場のお客様に向けたクルマとなった。今後タイトヨタは、トヨタの生産拠点として、世界中の80を超える国々に新型ヴィオスを輸出していく」と述べた。
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