【注目銘柄】ニックスは円安関連で注目、大幅増益で低PER

2013年3月13日 09:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  プラスチック製品のニックス <4243> (JQS)は、事務機器や自動車向け工業用プラスチックファスナーを主力として、アジャスター、車両用特殊部品、マガジンラックなどのプラスチック製品、および半導体生産設備冶具や金型を展開している。円安進行が収益押し上げ要因となりそうだ。

  今期(13年9月期)連結業績見通しについては売上高が前期比12.5%増の41億80百万円、営業利益が同3.0倍の1億80百万円、経常利益が同4.0倍の1億75百万円、純利益が同75.1%増の1億63百万円としている。第1四半期(10~12月期)は大幅減収で営業赤字だったが、主力の事務機器向け工業用ファスナーはタイ大洪水の影響が一巡し、アジア市場での廉価版マガジンラックの拡販なども寄与する見込みとしている。想定為替レートを1米ドル=80円としているため、足元の円安進行が収益押し上げ要因となりそうだ。また中期戦略として、オリジナルプラスチック素材「NIXAM」応用製品の拡販を進めており、収益寄与が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、1月29日に戻り高値となる520円まで上昇する場面があった。その後は反落して2月下旬から3月上旬にかけて430円近辺まで調整したが、足元では450円~460円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。3月12日の終値451円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円94銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS945円85銭で算出)は0.5倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復して強基調へ回帰の動きを強めている。また週足チャートで見ても、26週移動平均線近辺から反発して調整一巡感を強め、12年10月16日の387円をボトムとして着実に下値を切り上げる展開が続いている。円安メリットが期待され、指標面の割安感にも見直し余地があるだけに、水準を切り上げて高値圏に回帰する展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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