豊田通商、イラクで移動式変電設備24台を受注 契約金額は約73億円

2013年2月27日 13:30

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移動式変電設備(写真:豊田通商)

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 豊田通商は26日、イラク電力省から移動式変電設備24台の供給契約を受注したと発表した。受注金額は約73億円で、資金はイラク政府の自己資金。

 豊田通商は、1970年代にイラク電力省より日本企業として初めてのガスタービン発電所契約を受注するなど、古くからイラクでのビジネス基盤を構築してきた。また、イラク戦争後も日本政府の無償資金協力案件、円借款案件、イラク政府自己資金案件と多くのイラク復興支援案件に取り組んできた。

 豊田通商は同プロジェクトにより、イラク戦争後の移動式変電設備の受注台数として合計84台を供給したことになる。同プロジェクトの移動式変電設備は明電舎が製造し、豊田通商は2013年内の船積みを目指す。

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