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日産、横浜市鶴見区にニスモのグローバル新本社をオープン
日産自動車は26日、横浜市鶴見区に同社の関連会社であるニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)のグローバル新本社をオープンしたと発表した。
新本社は、日産自動車の横浜工場3地区が隣接する鶴見事業所内に新たに居を構え、グローバルにニスモブランドを拡大するための象徴的な拠点として建設された。これまで分断されていた各機能を1つの建屋内に集中させることで業務効率を飛躍的に高めることが可能となった。
ニスモは、すでに日本のモータースポーツやパフォーマンスカーの熱狂的なファンはもとより、世界においても多くのゲームファンによく認知されているブランド。今後は、日産の持つ革新的で刺激的な商品群にニスモのスポーティな商品ラインアップを追加することを計画しており、日産が持つそのブランドアイデンティティをより強固なものにすべく、商品展開を加速させる予定。
26日に実施されたオープニングセレモニーにおいて、日産のカルロス・ゴーン社長は、「ニスモは、パフォーマンスカーをお客さまにより身近に感じてもらい、より多くの人々に手頃で革新的なモデルを提供する。日産の商品に新たな興奮と革新を感じてもらうため、グローバルにラインアップを強化していく」と述べた。
なお、ニスモバッジが付いた初の量販車である「ジュークNISMO」はすでに欧州と日本で発売されており、来年度初頭には米国でも発売される予定。また、ジュークNISMOに続くモデルとして新型「370Z NISMO」が欧州に投入される予定。
さらに日産は、中期経営計画「日産パワー88」期間中に少なくとも毎年1モデルのニスモ車を投入する予定。この計画には、日産のパフォーマンスと技術を象徴するフラッグシップモデルである「GT-R」も含まれるという。
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