ファミリーマートなど4社がエンタメ事業を本格展開、合弁会社を設立

2013年2月18日 17:26

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 ファミリーマート、ファミマ・ドット・コム、エキサイト、スペースシャワーネットワークの4社は18日、「株式会社EVENTIFY(イベンティファイ)」を設立し、2月22日からエンターテインメント事業を本格的に展開すると発表した。なお、イベンティファイは2012年4月にファミマ・ドット・コム、エキサイト、スペースシャワーネットワークによって設立されたもので、今回資本構成を変更する。

 エンターテインメント市場における権利元(主催者、各事務所)は、チケットの配券・販売、ファンサイト・ファンクラブの運営、イベント情報の管理など専門性の高い業務が多く、事業内容ごとに複数の関係者に業務委託をしているが、イベンティファイは権利元からこれらの業務を一括で請け負うサービスを開始する。これにより、権利元は煩雑な業務を一括管理し、魅力的なエンターテインメントコンテンツの企画・運営に専念でき、一般の顧客もそれぞれ個別にアクセスする必要が無くなり利便性が格段に向上する。

 イベンティファイは、チケットソリューション事業、ファンサポート事業、イベント情報サービス事業の3つを柱として展開していく。

 チケットソリューション事業では、チケットの在庫・販売状況をリアルタイムに把握し、各種プレイガイドへの配券業務等も請け負うことで効率的なイベント運営に寄与するとともに、顧客にとってより魅力あるチケットの取り扱いを実現していく。

 ファンサポート事業では、関係各社と協業しながらファンサイト・ファンクラブ等を運営し、顧客(ファン)へ複合的にサービスを提供していくことでアーティストや各種コンテンツ保有者と顧客(ファン)との距離を更に緊密なものにしていく。

 イベント情報サービス事業では、イベントスケジュール、ファンクラブ・ファンサイトなどの情報を網羅したポータルサイトを提供し、顧客の情報収集の手間を軽減すると共に、参加したいイベントへの申し込みまでの手続きを一括提供していく。

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