三菱自、ジュネーブモーターショーでコンセプトカー2台を世界初披露

2013年2月13日 18:57

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「Concept GR-HEV」イメージ写真(画像:三菱自動車)

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  • 「Concept CA-MiEV」イメージ写真(画像:三菱自動車)

 三菱自動車は13日、3月5日から17日まで開催される第83回ジュネーブ国際自動車ショーにおいて、次世代先進技術を搭載した「MITSUBISHI Concept GR-HEV」と「MITSUBISHI Concept CA-MiEV」を世界初披露すると発表した。

 「MITSUBISHI Concept GR-HEV」は、環境性能と走行性能を両立した「スポーツユーティリティトラック(SUT)」をコンセプトとして、新興国を中心に人気の高いピックアップトラックに開発中のFRベースのディーゼルハイブリッドシステムを搭載した。燃費に優れたクリーンディーゼルエンジンと、高性能モーター・バッテリーを組み合わせたHEVシステムにより、走行時のCO2排出量を140g/㎞台に抑え、クラストップレベルの高い環境性能を目指す。

 また、パジェロで培った「スーパーセレクト4WD」と、車両運動統合制御「S-AWC(Super All Wheel Control)」を組み合わせた次世代の4WDシステムを採用し、様々な道路環境における優れた走行性能を実現する。

 「MITSUBISHI Concept CA-MiEV」は、2009年に世界に先駆けて量産型電気自動車「i-MiEV」を発売した三菱自動車が提案する将来のEVを想定したコンセプトカー。高エネルギー密度バッテリーや、高効率EVシステム(モーター、インバーター、回生ブレーキ、非接触充電システム)など、同社が開発中の次世代EV技術を採用するとともに、ボディの徹底した軽量化・空力性能向上も合わせて、航続可能距離300㎞を実現する。

 三菱自動車は、今回世界初披露する2つのコンセプトカーで具現化した次世代先進技術により、「環境対応」と「新興国対応」を両立していく。

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