ヤクルト、中国の天津工場敷地内に第2工場棟を建設

2013年2月13日 12:32

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 ヤクルト本社は12日、中国ヤクルトの製造子会社である天津ヤクルト(天津工場)の敷地内に新たに第2工場棟を建設し、2014年6月から生産開始すると発表した。

 天津工場は、中国華北・東北地区への商品供給を目的に2011年8月、中国大陸における3番目の工場として、1日あたり30万本体制で「ヤクルト」の生産を開始した。

 その後、華北・東北地区での販売が大きく伸びていることを背景に製造設備の増設を行っており、現在の生産能力は1日あたり60万本、2013年春には1日あたり146万本の生産体制となる予定。

 中国での販売は今後も伸長が見込まれており、天津工場の敷地内に新たに第2工場棟を建設することによって天津工場全体の生産能力を更に引き上げていく。

 第2工場棟が完成する2014年春の天津工場全体の生産能力は、1日あたり286万本を予定している。

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