NTTコム、フィリピンでBPO事業を推進

2013年2月12日 16:30

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 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は12日、2013年2月より、フィリピン現地法人NTT Communications Philippines(本社:マニラ)の全事業を、フィリピンでBPO関連事業を展開するグループ会社Diversified Technology Solutions International, Inc(本社:マニラ、略称:DTSI)に移管し、フィリピンにおけるサービス提供体制を強化すると発表した。今後、フィリピンにおけるNTT ComのICTソリューションサービスはDTSIより一元的に提供する。

 NTT Comは、2009年10月にNTT Comフィリピンを設立し、フィリピンにおいて日系企業をはじめとした多国籍企業に対してICTソリューションサービスを提供してきた。また、2012年5月には、フィリピンのBPO事業者向けシステム構築およびプラットフォームサービスを提供しているDTSIグループと資本提携を行い、フィリピンにおけるコンタクトセンターソリューション提供能力を強化した。 DTSIグループはフィリピンのコンタクトセンター総座席数約6割を構築するなど、BPO事業者向けシステム構築に多くの実績を有している。

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