住金物産と日鉄商事が経営統合に向けた検討を開始

2013年2月8日 11:39

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 住金物産と日鉄商事は7日、2013年10月1日を目途に両社を統合するべく検討することについて合意したと発表した。今後、両社は統合に向けた検討を対等な精神に則り進めていく。

 両社がこれまで事業を行ってきた鉄鋼、繊維、食糧、原燃料、機械、インフラ事業等の各事業分野、特に鉄鋼事業分野では外部環境が急速に変化しており、今後ますます競争が激しくなっていくことが予想されている。このような状況下において、両社はそれぞれ成長・発展の道を模索してきたが、経営統合により両社がこれまで培ってきた経営資源を結集し、新日鉄住金グループを背景にコア事業を複合的に展開する商社として持続的成長を目指していく検討を開始することで合意した。

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