中部電力と韓国ガス公社、イタリアからLNGを共同購入

　中部電力は11日、韓国ガス公社（KOGAS）とともに、イタリア炭化水素公社（ENI）からのLNG共同購入に関する基本合意書を締結したと発表した。

　同契約は、2013年5月から2017年12月までの約5年間に、合計28隻分（約170万トン）のLNGを中部電力とKOGASが共同でENIから購入するもの。購入するLNGは中部電力とKOGASの両社間で融通し合うことが可能となっている。

　国際間の買主同士によるLNGの共同購入はアジアで初めてであり、世界最大のLNG買主であるKOGASとの共同購入は、中部電力にとって調達の安定性および柔軟性の向上に繋がる。