【株価診断】トヨタ自動車が月足でモミ合い放れの様相、半値戻し5340円も

2013年1月4日 13:34

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 トヨタ自動車 <7203> =売買単位100株の2013年大発会は、昨年末比200円高の4205円と買われている。月足チャートでみれば4200円台水準は2010年1月の4235円以来である。一方、2000年以降の最安値となった2011年11月の2330円に対しては80.2%の上昇率となる。

 「安倍新政権の日本再生を象徴するトップバッターのような存在として注目されている。円高是正、東日本震災復興を軸とした内需回復のテーマに沿い、しかも、自動車は素材面からエレクトロニクス技術、居住性、デザインなど日本の技術や心を集約したものであり、まさに日本再生そのもの」(中堅証券)、という位置づけである。

 第2四半期決算発表時点での今3月期は、売上14.6%増の21兆3000億円、営業利益2.9倍の1兆500億円、1株利益246.3円の見通し。第2四半期発表の昨年11月5日に比べ、内外景気はさほど好転してはいないものの、円安は進んでいる。この効果は今3月期の増額要因として期待されていることは間違いない。

 現時点での今期予想営業利益は、足元10年間の最高利益である2008年3月期の2兆2703億7500万円に対し46%水準。一方、株価は最高値8350円(2007年2月)に対し現在の株価水準は50.3%。株価が先行、今期の増額修正を織り込む展開となっている。

 とくに、月足チャートでは4235円を抜けば4年に亘る大モミ合いを上放れることとなる。その場合は、高値8350円から安値2330円までの下げに対する「半値戻し」の5340円が目安となるだろう。ただ、その目標値が現実味を帯びてくるには1ドル・90円台から100円の声が掛かることが必要ではなかろうか。

 内外景気には、まだ力強さが欠けるため販売数量の伸びには大きくは期待できず、当面は円安効果に頼らざるを得ないとみられるからだ。足元では、急速な円安は無理としても円安の傾向は続くとみられることから4000円前後への調整を待って中期狙いで仕込むのがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】太平洋セメントはエンジン全開の上昇相場へ、需給も株価後押し(2013/01/04)
【話題】米国財政の崖転落回避も2月に次のヤマ場(2013/01/04)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事