【狙い場・買い場】アイセイ薬局は「ノロウイルス」、「風邪」関連で注目、今期増益

2012年12月26日 10:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アイセイ薬局 <3170> (JQS)は、関東や東海を中心に調剤薬局チェーンや介護福祉事業などを展開し、調剤薬局のドミナント出店戦略で店舗運営体制の最適化も推進している。各地でノロウイルスの集団感染が相次ぎ、21日には厚生労働省がインフルエンザの流行期に入ったと発表している。関連銘柄として注目したい。

  今期(13年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比11.1%増、営業利益が同5.2%増、経常利益が同2.1%増、純利益が同6.3%増の増収増益見込みとしている。夏場の患者数が例年に比べて減少傾向だった模様だが、主力の調剤薬局事業で店舗展開が順調に推移し、事業承継やM&Aも寄与する模様だ。通期会社予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率は売上高が47.1%、営業利益が25.0%、経常利益が26.1%、純利益が16.0%だが、インフルエンザや花粉症の流行と治療が下期に集中する季節要因を考慮すれば、特にネガティブ要因とはならないだろう。

  株価の動きを見ると、11月15日に直近安値となる1873円まで調整する場面があったが、その後は概ね2100円~2200円近辺でモミ合う展開となっている。今期業績見通しの下振れを警戒する売りが一巡した可能性があるだろう。12月25日の終値2114円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS368円13銭で算出)は5~6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間55円50銭で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPSに株式分割を考慮した1587円73銭で算出)は1.3倍近辺となる。

  週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、11月の安値圏で下ヒゲを付けており、2000円近辺が下値支持線の形だろう。また日足チャートで見ると、25日移動平均線近辺でモミ合う展開が続き、煮詰まり感を強めてきた。各地でノロウイルスの集団感染が相次ぎ、インフルエンザの流行期に入ったこともあり、関連銘柄として物色される可能性があるだろう。調整一巡して出直り展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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