【相場熟者が答える投資相談】三菱電機は下値確認まで様子見、投資判断引下げの証券も

2012年12月26日 09:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  【問い】 三菱電機 <6503> を900円で1000株持っています。売るべきか悩んでいますので、よろしくお願いします。

  【答え】 12月25日(火)は30円安の714円と続落しています。

  20日付の日本経済新聞朝刊が「防衛省への経費水増し請求に対して違約金を合わせた返納額が500億円規模」と伝えたことを嫌気して売られています。21日大引け後に会社側は防衛省やJAXA(宇宙航空研究開発機構)などへの返納金、違約金、延滞利息の合計が773億円になると正式に発表しました。今3月期純利益は1200億円(前期比7.1%増)から500億円(同55.4%減)と一転減益になる見通しで、さらに売りが膨らみ軟調展開となっています。

  これを受けて、三菱UFJモルガン証券では、投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、マクロ減速などの影響は想定以上と指摘していますが、四季報速報では、「今後の影響については、大きく悲観視する必要はなさそうだ。発覚した今年1月末の時点で、防衛省からは指名停止の通知を受けている。これは返納金を支払い後に解除される見通しで、14年3月期からは平常化する」と指摘しています。

  株価は、11月13日につけた年初来の安値557円から12月20日高値779円と買われ1月20日につけた年初来高値790円に迫り上げ一服。800円手前が上値の壁として意識され、戻り一巡感が出たところでの悪材料となっていますので、目先は25日移動平均線で下げ止まるか見極めるところです。600円割れが下値圏との感はありますが、今後の業績見通しが明らかになるまで、積極的に上値を追う動きに慎重で目先は期待薄といえます。いったん売却し、下値を確認できるまで買い見送りが賢明と考えます。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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