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【アナリストの眼】株価動意含みの川本産業、増額の好業績に見直し、指標割安
<業績&株価分析>
ガーゼや手術用品など医療用衛生材料大手の川本産業 <3604> (東2)の株価が高値圏で堅調に推移している。今期(13年3月期)の好業績見通しが評価されている模様であり、強基調の展開が期待されるだろう。
今期業績(非連結)見通しについては、11月5日に売上高を据え置いて利益を増額修正し、売上高が前期比2.1%増、営業利益が同37.9%増、経常利益が同31.7%増、純利益が同53.3%増の大幅増益見込みとしている。繊維加工品が市場規模縮小の影響で低調だが、主力の衛生材料や医療用品が堅調であり、育児用品は想定以上に好調な模様である。利益に関しては、高付加価値製品の販売強化による売上総利益率の改善や、販管費の抑制などが寄与する模様だ。通期会社予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率は、売上高が49.4%、営業利益が47.1%、経常利益が49.7%、純利益が50.6%と概ね順調な水準である。
株価の動きを見ると、9月下旬から10月上旬にかけて340円近辺まで調整したが、すぐに高値圏に切り返している。12月11日には年初来高値となる380円まで上昇する場面があり、足元も360円~370円近辺で推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。18日の終値366円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS44円22銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績のBPS777円90銭で算出)は0.5倍近辺となる。
週足チャートで見ると、一旦は割り込んだ26週移動平均線を回復して上伸した。短期的な調整が一巡して強基調へ転換したようだ。大勢としては340円~380円近辺のボックス展開とも考えられるが、今期好業績見通しに加えて、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染予防関連のテーマ性も支援材料だろう。ボックスレンジを上放れて400円台が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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