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【アナリストの眼】骨接合材の日本エム・ディ・エム株価、業績下振れ警戒の売りは一巡
<業績&株価分析>
日本エム・ディ・エム <7600> は骨接合材料、人工関節、脊椎固定器具など整形外科分野の医療機器輸入商社である。高齢化社会到来で市場拡大が期待されている。
今期(13年3月期)の連結業績見通しは前期が10カ月決算のため比較はできないが、売上高が95億円、営業利益が7億円、経常利益が5.5億円、純利益が2.6億円としている。第2四半期累計(4~9月期)は保険償還価格引き下げ、ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約終了(6月末)、新規導入製品の一部の販売遅れなどがマイナス要因となり、通期についても下振れの可能性に注意が必要だが、整形外科分野の医療機器販売は下期繁忙型であり、米国子会社ODEV社製の人工股関節製品は順調な模様である。また通期の想定為替レートを1米ドル=83円としており、第2四半期末時点でマイナス要因となった米国子会社に対する貸付金や米ドル建て外貨預金の為替評価損計上も、足元の為替水準で推移すれば解消されそうだ。
株価の動きを見ると、11月以降は概ね230円~250円近辺のレンジでモミ合う展開だが、12月6日には256円まで上昇する場面があり、モミ合いから上放れる兆しも見せている。通期下振れを警戒した売りは一巡したようだ。12月13日の終値243円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS9円83銭で算出)は24~25倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS423円22銭で算出)は0.6倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を挟んで三角保ち合いの形となり、煮詰まり感を強めている。そして足元では移動平均線を上回る水準で推移しており、悪材料織り込み済みで上放れの可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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