ニトリ、暮らしの必需品850品を10～40％値下げ　11月30日から

　ニトリは28日、11月30日より、全国268店のニトリ全店で850品を一斉に値下げすると発表した。値下げ率は自店価格の10～40％とし、「下げた価格は元に戻さない」としている。

　「値下げ宣言」対象商品の一例としては、3人用ソファ39,900円が24,900円（値下げ額15,000円、37.6％引き）や、こたつ敷き布団1,990円が1,190円（値下げ額800円、40.2％引き）などが上げられる。

　ニトリは「お、ねだん以上。」のキャッチフレーズの下、顧客の求める機能に絞り、低価格を実現したプライベートブランド商品の企画・製造・販売を自社で行う「製造物流小売業」。全工程を一括で管理することで可能となる様々なコストダウンの成果を顧客に還元すべく、10月にエリア限定の値下げ実験を実施した結果、顧客が「さらに安く」を求めていることが判明。この結果と厳しい景気情勢の長期化懸念を鑑み、顧客の要望に応えるべく、今回ニトリは全店一斉の「値下げ宣言」を決定した。なお、「値下げ宣言」は今回限りの企画ではなく継続的に実施していくという。