【株式評論家の視点】三菱地所:株価、上げ足に勢い増す、逆日歩と投資判断上げ相次ぐ

2012年10月10日 11:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  三菱地所 <8802> がストライドを伸ばし、いよいよ上げに弾みが加わりそうな局面を迎えている。10月5日に外資系証券が強気の投資判断、目標株価1900円キープを改めて表明し、買い人気を刺激している。それに遡る9月下旬にも他の外資系証券が強気に投資判断を引き上げるなど、アナリスト筋の評価は高く、そうした見方が市場に浸透しつつある。

  4,5日の日銀金融政策決定会合では金融情勢は現状維持となったが、次回30日の会合では日銀は追加金融緩和に動く方向が予想され、不動産株にとってフォローの風になる。そのため株価が強調をキープしているため、信用買い残がどんどん減っている。直近の信用買い残のピークは5月18日申し込み現在の276万株。それが直近9月28日現在では70万株まで急減。その一方で売り残は横ばいが続き、結果大幅売り長状態になっている。日証金ではここへきて連日逆日歩が発生し始めた。

  3月15日の年初来高値に後一歩と迫っており、高値クリアーから締め上げ人気が加速する可能性が強い。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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