マツダ、新型「アテンザ」の予約受注を開始 価格は250万円から

2012年10月5日 16:26

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新型「アテンザ」セダン(画像:マツダ)

新型「アテンザ」セダン(画像:マツダ)[写真拡大]

  • 新型「アテンザ」ワゴン(画像:マツダ)

 マツダは5日、新型「アテンザ」の予約受注を、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系販売店を通じて10月6日より開始すると発表した。メーカー希望予定小売価格は250万円(税込)から。発売は11月後半を予定している。

 新型「アテンザ」は、マツダの新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」とデザインテーマ「魂動(こどう)- Soul of Motion」を全面採用した新世代商品群の第2弾。これにより、「生命感と品格をあわせ持つデザイン」表現を極め、一目見ただけでも感じられる上質な「走る歓び」を表現している。

 新型「アテンザ」には3種類のエンジンを設定。圧倒的な力強さと低燃費を実現したクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」、あらゆる走行シーンで意のままの走りを追求したガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」、そして豊かなトルクと静粛性を高次元で両立した新開発ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」を新たにラインナップしている。さらに、「SKYACTIV-D 2.2」には、軽快で節度感のあるシフトフィールを提供する「SKYACTIV-MT」(6MT)車を設定した。

 「魂動」デザインを象徴するイメージカラーとして、新色「ソウルレッドプレミアムメタリック」を採用。これまで実現が難しかった躍動的な造形を際立たせる「強い陰影・深み」と、スポーティさを訴えかける「鮮やかさ」という二つの要素を高レベルで両立させた。こだわりをもつ職人の手で作り出すような精緻で高品質な「匠塗(TAKUMINURI)」専用プログラムで塗装される。

 新型「アテンザ」では、運転手が安全に運転できる状態を最大限に確保し、事故のリスクを最小限に抑制することを目指す、マツダ独自の安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ プロアクティブ セーフティ)」に基づき、世界基準の先進安全技術である「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」を採用している。

 「i-ACTIVSENSE」は、この安全思想に基づき開発したミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称。事故が避けづらい状況で衝突回避・被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ技術だけでなく、より早い段階から運転手の認知支援を行うアクティブセーフティ技術も積極的に取り入れることで、認知・判断を助け、安全なドライビングをサポートする。

 また、マツダ独自のアイドリングストップシステム「i-stop(アイ・ストップ)」に加え、乗用車用として世界で初めて蓄電器にキャパシタを採用した減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」を搭載し、実用域での燃費性能を大幅に向上させている。

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