スズキ、パリモーターショーでコンセプトモデル「Sクロス」を発表

2012年9月27日 19:46

印刷

Cセグメントクロスオーバー車のコンセプトモデル「S-Cross(Sクロス)」(画像:スズキ)

Cセグメントクロスオーバー車のコンセプトモデル「S-Cross(Sクロス)」(画像:スズキ)[写真拡大]

  • パリモーターショーで「S-Cross」を発表するスズキの鮎川堅一常務(写真:スズキ)

 スズキは27日、本日から開催されているパリモーターショーにおいて、同社初のCセグメントクロスオーバー車のコンセプトモデル「S-Cross(Sクロス)」を発表した。

 「S-Cross」は、フロントバンパーからリヤまでダイナミックに流れる抑揚のあるキャラクターライン、フロントバンパーのLEDフォグランプ部から深くボディに入り込むクロームメッキ、動物の筋肉をモチーフに有機的なデザインを採用した前後のLEDライトで「Emotion(躍動感)」を表現している。

 また、ダーククロームとシルバークロームを組み合わせたメッシュフロントグリル、ルーフラインと一体化した先進的なルーフレールで「Quality(上質感)」を表現。さらに、後傾したルーフライン、また、フロントバンパー、ドア下端、リヤバンパーに平滑な面処理を採用することで「Aerodynamics(空力性能)」を表現し、年々要求が厳しくなる燃費改善に寄与するための形とした。

 加えて、フロントのスキッドプレート、大きく張り出したフェンダーアーチとアンダーモール、20インチ大径タイヤやクロームホイールなどでクロスオーバー車の持つ「力強さ」を表現した。

 スズキは、「S-Cross」をベースとした車を2013年末までに欧州で発売する計画であり、現行のA~C各セグメントの乗用車やSUVのラインアップに加えることでより幅広い顧客のニーズに応えていく。また、スズキは来年以降、欧州市場に毎年新商品を投入していく予定であることも明らかにした。

関連記事