トヨタ、ブラジルで新興国向け小型戦略車「エティオス」 を発売

2012年9月18日 12:08

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 トヨタ自動車は18日、同社のブラジルにおける製造・販売子会社であるToyotado Brasil LTDA.(ブラジルトヨタ)が、同国向け小型戦略車「エティオス」(ハッチバック、セダン)を9月28日(現地時間)より発売すると発表した。

 販売目標は年間7万台、エントリー価格は29,990レアル(約117万円)とし、今後さらなる販売の拡大を目指す。生産については、8月9日に開所式を行ったサンパウロ州のソロカバ工場で今月中旬より開始している。

 ブラジルにおいて6割以上を占めるコンパクト市場にトヨタとして初投入したエティオスは、今後のブラジルでの取組みにおいて重要な役割を担う。なお、ブラジル向けエティオスのエンジンはFFV(Flex Fuel Vehicle)で、ガソリンとエタノールを任意の比率で混合した燃料が使用可能な自動車となっている。

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