オリックス、ブラジルに現地法人を設立 南米で事業拡大

2012年9月10日 11:22

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 オリックスは7日、ブラジルに現地法人「ORIX Brazil Investments and Holdings Limited」(本社:サンパウロ市)を設立したと発表した。

 ORIX Brazilは、オリックスの南米戦略の拠点として、米国の現地法人ORIX USA Corporation(オリックス100%出資、以下OUC)の管轄の下、ブラジル経済の発展に寄与すべく、M&Aや資本参加を通じてアセットマネジメント、ストラクチャード・ファイナンス、投資銀行などの事業分野への新規展開を図る。

 オリックスは、1973年に地場大手ブラデスコ銀行と合弁でブラジル初のリース会社を設立し、事業を展開してきた(2000年、同行に持分売却済)。オリックスは、地場のネットワークや、OUCが有するコーポレート・ファイナンス、アセットマネジメントや投資銀行などの幅広い専門性を生かし、ブラジルの成長と発展を取り込むことで南米におけるビジネス拡大を目指していく。

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